留学の醍醐味は地元の人たちとのコミュニケーション。「世界一フレンドリー」と言われるフィジーだと、なおさらフィジー人とのカラミが楽しみです。
フィジーでは、街中でも、バス停でも、トイレでも、どこでも苦労なくコミュニケーションを取ることができます。さらにドップリと深くフィジー色に染まりたい人にオススメの場所があります。それは、「カバ・ショップ」です。
↑ 近所のカバ・ショップにて。
カバって何?
「カバ」とは、木の根っこを乾燥させて粉状にしたものを布で包んで、洗面器に入れた水の中でしぼり出した飲み物です。見た目は泥水、味は漢方薬、飲んだら舌がピリピリしびれてきます。
フィジー人は、夕方くらいからカバ・ショップ(居酒屋みたいなもの)に集まってきます。そこでカバを飲みながら、深夜まで語らいます。「カバ会のためにフィジー人は生きてる」って言っても過言ではないです。「No Kava No Life」。人間関係を重んじるフィジー人らしい文化ですね。
カバには鎮静作用があります。飲めば飲むほどテンションが上がる酒とは逆で、飲めば飲むほどテンションが下がって、リラ~ックスした感じになります。
カバ・ショップ前を通ると、カバ会してるフィジー人たちが「こっちおいで。一緒にカバ飲もう!」と誘ってくれます。昼間に公園を歩いてたら、フィジーの首相がカバ会をしていて、誘ってもらったことすらあります。さすがフレンドリー大国フィジー!
外国人である私たちでも、こうやってすぐに受け入れてもらえます。フィジーはイギリスの植民地だったので、国民のほとんどが英語を話せます。私はこれまで100カ国を旅してきましたが、フィジーほどスピーキングの機会に溢れる国は見たことがありません。ぜひカバ会に参加して、現地人とコミュニケーションをたくさんとって、英語力を伸ばしてみてください☆