【お名前】宮平さん
【滞在期間】1週間
【滞在方法】学生寮
今回インタビューさせていただいたのは、宮平さん。
留学生としてではなく、当校オーナー・多田の友人としてフィジーにお越しいただきました。
また、当校オーナー主催の「ポップコーンマラソン」にもご参加いただきました。このイベントでは、ポップコーンを配りながらビセイセイ村を目指しますが、フィジーで配ったポップコーンは、宮平さんがわざわざ日本から持ってきてくださいました。
宮平さん、本日はよろしくお願いいたします!
はい!よろしくお願いします!
宮平さんは、ポップコーン専門店「POPCORN PAPA」を運営する株式会社Dreamsの代表取締役を務めておられます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のすぐ目の前にも店舗があり、ご存じの方も多いかもしれませんね!
ポップコーンを通して
たくさんの笑顔を創りたい
株式会社Dreams代表取締役
宮平崇さん
宮平さんは、大学時代から「起業」と「世界一周」を目標に掲げ、会社勤務を経てその夢を実現されました。退職後に渡米し、語学習得やアルバイトに励みながら約3年半アメリカに滞在。帰国後はUFOキャッチャーの設置事業をスタートし、その取引先であった「ポップコーンパパ」とのご縁から、ポップコーン事業に携わるようになります。
アメリカで感じた“人が集まる場所にポップコーンあり”という文化的な印象をもとに、日本でもポップコーンを“幸せなお菓子”として広めたいという想いを持って活動されています。現在は32種類のフレーバーを展開し、笑顔を生む商品づくりを続けておられます。

目次
宮平さんの海外経験
まずは宮平さんの海外経験からお伺いさせてください!
アメリカに3年半ほど留学していました。
その後にヨーロッパを回って地球を一周して帰ってきました。
そのほかにもいろんな国に行っています。
これまたフィジーとの対比が面白そうです!
ポップコーンマラソンが生まれるまで

今回、どのような理由でポップコーンマラソンをやろうという話になったのですか?
もともとのフィジーでの予定がキャンセルになったタイミングで、多田さんからポップコーンマラソンの提案を聞いて、ポップコーンを日本から持ってきてくれないかと打診されましたのが始まりですね。
打診された時、どう思われましたか?
ええやん!って思いましたね。
打診があって即決でしたね 笑
さすがです!
私も宮平さんや当校のオーナー多田のように”楽しい大人”になりたいですね!
フィジーの人々の国民性について

そんなリラックス大国フィジーですが、フィジーだなーと思ったエピソードありますか?
国民性は本当に明るく、非常にフレンドリーですね。
みんなどこでもBULA!(フィジーのこんにちは)と声をかけてくれて、その人懐っこさに心を掴まれました。
あとは、本当にみんな「テキトー」ですね。
そのテキトーさが良いと感じました。
宮平さんが長く滞在されていたアメリカと比べて、フィジーの“テキトーさ”はいかがですか?
フィジー人の方がはるかにテキトーだと感じますね 笑
例えば、乗馬では30分のコースと60分のコースがあり、私は安い30分コースを選んだのですが、「もう慣れただろうからロープはいらない」と言われ、ロープを外されてもう一度行ってこいと言われました。
結局、1時間近く乗ることができ、一番安い金額で長く楽しめました 笑
泥温泉でマッサージを受けたのですが、支払いについて尋ねると、「帰りに払ってくれればいい」と言われ、後で確認されることもありませんでしたね。
もし自己申告しなければそのまま帰ることもできたでしょうね。
フィジーはそういうの多いですよね。
相手を信用しているというか。
このテキトーさは良いですね。
やはり先進国はきっちりしすぎているのかもしれません。
特に日本はお金に対してきっちりしすぎている部分があると思います。
得や損を計算したり、損しないようにきっちりしようとしたり、お金で全てを測ろうとしがちですが、フィジーの人々はそうしたことを全く気にしていないように見えました。
損得勘定があると、どうしても行動に見合う金額を求めがちになりますが、フィジーではマッサージ中にチップをねだられるようなこともありませんでした。
他の途上国では、騙されたり、勝手に荷物を運ばれて、不当な金額をふっかけられたりすることが多く、常に注意が必要ですが、フィジーではありませんでしたね。
私もフィジーには何度も訪れていますが、そのような経験はしたことがないですね。
他の途上国へ行かれたご経験はありますか?
ジャマイカにも行ったことがありますが、もっとお金に貪欲な人が多かったです。
フレンドリーで貪欲な人が少ない国、フィジー。
初めての海外旅行の方にも非常にお勧めできる国ですね。
はい、そう思います。
人々は優しく、危なくありませんし、英語も通じます。
私のように海外滞在が長い人間から見ても、本当に安全で良い国だと感じます。
初めての海外で不安がある方には特にお勧めです。
ポップコーンマラソンについて

学校付近からビセセイ村まで約16キロ走られたそうですが、普段からマラソンなどはされますか?
いいえ、普段はしませんね!
ぶっつけ本番で走った感じです!
そうだったんですね!
とっても暑かったと思いますが、完走されてすごいです!
マラソン中、何か面白いことはありました?
途中でりんごを売っている屋台があったので、リンゴとポップコーンを物々交換してほしいと頼んでみました。
最初は渋っていましたが、最終的にポップコーン3袋とリンゴを交換してくれましたね。
物々交換!?
このアイディアは宮平さん発信ですか?
はい、そうです。
以前、レッドブルが開催していた「レッドブル24本を物々交換しながらヨーロッパ各地を回ってベルリンを目指す」という大会の話を聞いて、私も子供たちとポップコーンを使って同じような物々交換チャレンジをしたことがあったんです。
それを思い出して、フィジーでもできるだろうと思い提案しました。
宮平さん、何でもエンタメに変えてしまいますね 笑
目的地のビセイセイ村に着いて、ポップコーンは完売でしたか?
はい、全て配り切ることができました。
大きなスーツケースまるまる一つ分くらいの量だったんで、100人前くらいは持って行ったかと思います。
道中でも、子供たちがいる場所でポップコーンを渡すと、最初は戸惑っていましたが、食べて「美味しい!」と喜んでくれました。すごく可愛かったです。大人の人も興味津々で、親も出てきて食べたそうにしていたので、みんなで分け合いました。
日本に持ち込めそうなフィジーの価値観

フィジーに来ていただいて、日本にも持ち込めそうなフィジーの価値観や生活スタイルは何かありましたか?
「比べない」という価値観は非常に重要だと感じました。
日本人や他の国の人々は、何かと他人と比較しがちです。
過去の自分とも比べ、「もっともっと」と求めてしまいます。
教育やテレビの影響もあるのかもしれませんが、他人より優れていなければならない、去年の売上より良くしなければならない、GDPが低いのは良くない、といった考えが根強いですよね。
停滞がいけないというような考えがありますね。
はい。
日本では「現状維持は後退」と捉えられる風潮がありますが、フィジーの人々は、そうした比較自体をあまりしないように感じました。
(フィジーは多民族国家なので)同じ国の中で、まったく異なる生活スタイルの人たちが共存していても、それを比べて落ち込んだり、無理に合わせようとしたりしない姿勢には、学ぶところが多いと感じましたね。
もし過度に気にするような文化であれば、もっと心を病んでしまう人や、生活に悩む人が増えていてもおかしくないと思うのですが、フィジーの人々はそうしたことにとらわれず、自然体で暮らしている印象です。
日本人にも、あの“気にしすぎない感覚”が今こそ必要だと感じました。たとえば、髪型や化粧なども、つい気になってしまいますが、「実は誰もそこまで見ていないのでは?」と気づかされることもありますね。
フィジー留学を考えている人たちに
最後にこれからフィジー留学を考えている人たちにアドバイスはありますか?
そうですね。
「テキトーさ」を楽しみ、あれこれと深く考えすぎずに「まあ、なんとかなるさ」というマインドセットで臨めば、フィジーでの日々を存分に楽しめるでしょう。
私たちの人生のほとんどは「まあ、なんとかなる」で済むことが多いにもかかわらず、私たちはそれを考えすぎてしまっています。
フィジーは、そうした「考えすぎる」癖を解放し、人生をより楽に楽しむための術を学ぶことができる、最高の場所だと感じています。
ぜひ、この「まあ、ええやん」という練習の場として、フィジーを訪れてみてください。
確かに僕たちには、「まあ、ええやん」精神が足りないかもしれません。
皆さんもぜひフィジーで英語力をあげながら「まあ、ええやん」の練習に訪れてみてください!
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