リゾートにも行かず、周囲からみればストイックな留学生活を送り続けたマサミさんが初志貫徹で卒業! 「意志の強い留学生」にインタビューしてみました。
【お名前】まさみ
【年齢】34歳
【職業】会社員(退職後にフィジー留学)
【留学期間】12週間
━━英語を勉強されている目的を教えてください。
教養のためですかね。
あと、10歳からECCで英語を勉強し始めて、ずっと英語が好きで、留学をしたいという気持ちを持ち続けて、はや34歳に。
かりに70歳で死ぬとしたら、このままでいいのかと思いました。未練が残ってしまうんじゃないかと。いまは親も元気だけど、もしかしたら介護とかが必要になるかもしれないし。だから、「いましかない」とフィジー留学に飛び込みました。
━━今回の留学を通して、どんな変化がありましたか?
帰国後にいろいろと変化を実感していくんだとは思いますが、現時点では、日本のことが好きになったということですね。留学中、日本に関する質問をたくさん受けて、日本のことを改めていっぱい考えました。
日本にいるときには、日本社会の嫌な面ばかりをみていたように思います。外からみた日本はすごいです。ものづくりやカルチャーの蓄積(あつみ)が。それに気づかせてくれたのがフィジー留学でした。
━━海外旅行と留学ではどういう違いがありますか?
やっぱり留学のほうが圧倒的に現地の人と関わることができます。海外旅行に行っても、観光にはそんなに関心はなく、現地の人たちの生活や考え方を知りたいと思っていました。今回の留学では、学校ではもちろん、ホームステイも挑戦してみたので、現地人とのコミュニケーション量が多く、さらにコーディネーターの方もフィジー文化の解説をしてくれるので、現地の様子がとてもクリアーに理解できました。
━━フラット滞在はどうでしたか?
想像以上に快適でした。
普段、まわりに流されやすいタイプなので、今回の留学では「嫌われてもまわりに流されない」と誓ってきていて、12週間、ほぼそれを実践することができました。
━━今回の留学で、なにか後悔していることはありますか?
渡航前にもっと勉強しておけばよかったです。特に英単語をもっと増やしておけば、さらに留学生活は充実させることができたと思います。
━━今回の留学期間の中で、いちばん印象に残っていることは何ですか?
フィジー人の垣根のなさですね。日本人と接するときによくある「本音と建前」的なものがなく、一緒にいて、ずっと明るい気持ちで過ごすことができました。細かいことを気にする必要がなくてとても楽でした。日本に戻っても、その感覚で人と接することができるといいですけどね。
━━全体的な感想を教えてください。
学校が少人数だし、アットホームだし、学校生活で不安に思ったことは1つもなかったです。
もともと環境の変化に強くなくて、ストレスを感じやすかったり、体調を崩しやすかったりと、留学前は不安があったんですが、フィジーは不便なことはありますが、なぜか快適に過ごすことができました。
━━フィジーに戻って来たら、何をしたいですか?
今回の留学中は、学校とスーパーの往復が多かったので、次は島リゾートに行ってみたいです!
━━後輩留学生へのメッセージをお願いします。
フィジー人は器が大きいです。なんでも受け入れてくれるので、間違いを気にせず、たくさんコミュニケーションをとってください。英語で違う文化の人たちと意思疎通ができる。それを目一杯、楽しんで欲しいです。フィジーじゃなければ、こんなには話す機会がないと思うので。