
このたび、フィジー政府がHIV感染拡大を受け国家非常事態を宣言したことが報道され、留学をお考えの方や保護者の方々にご心配をおかけしていると思います。
現地の状況を正しくご理解いただくため、以下のとおりご案内いたします。
■HIVの感染経路について
HIVは空気感染や飛沫感染はしない、感染経路の限られたウイルスです。在フィジー日本国大使館の注意嗚起にもあるとおり、主な感染経路は・違法薬物使用による注射器の回し使いや、または性交渉、の2点です。
日常の会話や食事の共有、学校での共同生活で感染することはありません。
■今回の国家非常事態宣言について
今回の宣言は、主に以下の2点を目的としたものと理解しております。
・違法薬物に対する取り締まりの強化
・検査・治療体制の拡充(近隣諸国との連携を含む)
フィジー政府による外出制限や行動制限などの措置はありません。
■当校の立地と地域性について
報道されている事例は、首都スバエリアや市都部や、ナイトパブなどの夜間娯楽施設集中エリアに多い傾向があります。
当校はナディ郊外に位置しており、日常の留学生活の中で違法薬物使用者と接点を持つ可能性は低いエリアと考えております。
■現地の生活について
ローカルパブリックスクールも含め、休校措置などは一切ありません。
バスやスーパー、病院なども通常通り運営されており、日々の日常生活の混乱などは確認されておらず、留学生の日常生活にも支障はございません。
■【参考】在フィジー日本国大使館よりの注意嗚起(9月18日付)
在フィジー日本国大使館の生活安全情報では、以下の点が注意嗚起されています。
フィジー国内では違法薬物(コカインやメタンフェタミンなど)の使用が広がっており、仕間同士での注射器の回し使いがHIV拡大の主な原因とみられています。このため、使用済みの注射器・注射針がマーケットや公園、草むらなど、日常生活で足を踏み入れる場所に遺棄されていることがあります。外出の際は足元に十分お気を付けください。
万が一、注射器を踏んでしまった場合は、
1. 流水で傷口をよく洗う(可能であれば石けんを使用)
2. 傷口の周りを軽く圧迫し、血を絞り出す(
3. 消毒液があれば、洗浄後に消毒する
4. 病院を受診する(受診時に「注射針が刺さってしまった」
なお、大使館では受診可能な病院や、無料でHIV検査を受けられる公立クリニックの一覧もあわせて案内されております(ナディではNadi Hospital内クリニックなど)。
引き続き、留学生の皆さんが安心して学習できる環境づくりに努めてまいります。