【お名前】
Yukkoさん
Shizuさん
【年齢】
50代
【留学期間】
Yukkoさん:3ヶ月
Shizuさん:5ヶ月
【滞在方法】
Yukkoさん:ホームステイ
Shizuさん:学生寮1人部屋
Yukkoさん、Shizuさん、フィジー留学おつかれさまでした!
そもそもお二人はなぜ留学をしようと思ったんですか?
フィジーを、そしてカラーズを留学先に選んだ理由もお聞きできると嬉しいです。
私は元々英語が好きで、ちゃんと学んでみたいと思っていたのですが、 子育てや看護師をしていたこともあり、自分自身に使う時間がありませんでした。
今、子育てもひと段落して子供たちに自由に生きてほしいと言われた時に、語学留学をして英語の勉強をしたいということを思い出して。
調べた時にフィジーが出てきたのと、元々カラーズの存在を知っていたので思い切って申し込みました。
私はクリスチャンで教会によく行くのですが、英語の歌を歌うことが多くて、
綺麗に発音したり話せるようになりたいと思っていました。
Yukkoさんと同じで第二の人生を楽しむ時期にきたので語学留学に行くことを決めました。当時はフィリピン留学を検討していたのですが、コロナの影響によるロックダウンがなかなか解除されなかったのでフィジー留学を決めました。オーナーのお人柄や学習環境と生活環境が整っていたことが、カラーズを選んだ理由です。
お二人とも自分の時間を自由に使うということでフィジーにいらしたんですね!1番印象に残っている体験ってあったりしますか?
SUKIYAKIサークルをつくって活動したことですね。
すき焼き!お料理サークルですか?
いいえ(笑)
音楽サークルで、坂本九の「上を向いて歩こう」を主に演奏していました。
海外で「上を向いて歩こう」は「SUKIYAKI」というタイトルで知られていて、それがサークル名の名前です。
Shizuさんの歌声がとても素敵で、ウクレレを弾ける学生もいたので、卒業式でお披露目をしたり、公園で子供たちと歌ったりしました。
私自身もマンツーマンレッスンで英語の歌を練習し、その成果をみんなの前で歌って披露したりと、日本ではなかなかない体験で達成感を味わえました。
@colorsfijienglish 超有名曲に先生達も大喜び!#フィジー留学 #フィジー留学カラーズ #留学 #フィジー #SUKIYAKI ♬ オリジナル楽曲 – フィジー留学カラーズ
それは日本ではなかなかできない経験ですね!動画やお写真を見ていてもYukkoさんが生き生きと楽しんでいるのが伝わってきます。
Shizuさんはいかがですか?
一番印象に残っているのは、ジョナという青年との出会いです。
通学路に廃屋があって、そこに 知的と聴覚障がいを持った青年が一人ぼっちで暮らしていました。彼には家族も仕事も食べるものもありません。
私は日本で障がい者を支援する 仕事をしていたので、彼のことが気になって仕方がなかったのです。
時々、道行くフィジアンたちが 彼に施しをされているのを見て 私も何かしたい!と思ったのですが、なかなか勇気が出なかったのです。
でも、ある日「今やらないと後悔する!」と私は買ったばかりのクッキーを彼に手渡したんです。
そうすると、ジョナは言葉にならない声と笑顔で感謝の気持ちを表してくれました。
その瞬間、私も言葉にできないほどの喜びが溢れてきて、「私はここでは英語も話せない、何の役にも立た ないちっぽけな存在だと思っていたけれど、彼の役に立つことができた、心が通い合えた」と思えました。
彼のおかげで自分の存在価値を認め、自信を得ることができたのです。
また、不思議なことに、それから次々と地元の人たちとの交流が広がっていきました。 フィジアンの生活の中には、人 に関心を向けること、人を愛することが普通に存在しています。その愛に触れ、大切なことを学ばせてもらいました。
フィジアンの温かさを知ることができたのは、Shizuさんの温かさと行動あってこそですね。今、この時代、英語はどこでも学べるけれど、そんな経験ができたのはフィジーならではですね。ボランティアにも積極的に参加されていたんですか?
最初は自分に精一杯で、ボランティアなんてとてもできない、と思っていました。けれど、生活に慣れてきたことと、地元の人たちとの関わりの中で学ぶことが多いと思ったので参加するようになりました。
学校の近くのスーパーマーケットで、商品の補充や野菜の量り売りをお手伝いしていたのですが、日本で主婦をしていたので細かいところまで目が届くところを喜んでもらえました。
また、驚きつつも嬉しかったのは、笑顔で接することを意識していたらお客さんがどんどん商品を買っていってくれたことです。
それはすごいですね!!日本人では当たり前のようなことも、フィジーでは当たり前ではないことが多いですよね。Shizuさんらしさを生かせる活動ができていたみたいでよかったです!Yukkoさんはいかがですか?
私も動物保護施設のお手伝いや子どもの勉強を見てあげるコミュニティーチなど、いくつかのボランティア活動に参加していました。
きっかけは「放課後することがないからやってみようかな」程度だったんですが、実際にやってみると、英語の勉強になったりたくさんの思い出ができたのでやってよかったです。
特に、コミュニティーチは現地の小学生の算数を教えるという活動なのですが、算数の勉強以上に日本の文化に興味を持っている子どもたちが多くて(笑)
授業後にアニメの話などをして盛り上がっていました。
ある日、NARUTOというアニメが大好きな男の子が、「日本人はみんな『だってばよ(主人公の口癖)』って言うんですか?」って必死に聞かれたのがすごくかわいくて、もちろん「NO」と言ったんですけど、そんなこやりとりも素敵な思い出になっています。
可愛らしいですね(笑)
きっと、Yukkoさんと同じようにその子にとっても思い出と衝撃になっているんでしょうね。
ボランティアも含めさまざまな経験をされたと思うんですけど、留学期間を通して感じた「自分の長所」や「変化したこと」はありますか?
私は、適応能力と我慢強さが自分の長所なんだと気づきました。
日本と比べて不足の環境でも生きていくために適応し、我慢強く耐えられる自分に気づくことができました。
また、日本では年齢のことを気にする場面が多かったのですが、フィジーという「何歳になっても関係ないよ」という世界の中にいることでネガティブシンキングから、なんとかなる精神になりました。
加えて、同世代でさまざまなことにチャレンジしている留学生にも出会えてやる気をもらえました。
そうなんですね。ネガティブなYukkoさんを知らないので、信じられないです。今のYukkoさんは幸せそうに見えます!
私も何度フィジーにきても、フィジーはとにかく寛容な国だなと思いますが、年齢に当てはめて言うこともできますね。
Shizuさんはいかがですか?
ふたつあって、ひとつは笑顔を絶やさないことです。
留学中に通っていたパン屋さんのおばちゃんの愛想が悪かったんです。でも、笑顔で「Thank you」と言い続けていたら、ある日、おばちゃんの方から「アリガトゴザイマス」って日本語で返してくれました。
もうひとつは、ブレずに誠実であり続けることです。
クラスメイト、そして先生に対しても、年齢関係なく誠実に接しました。
また、授業に対しても敬意を持ってひとつひとつを大切に受けることを貫いたし、英語力がどうなったかという結果よりもその過程が私を変えて強くしてくれました。
素敵ですね!おふたりのお人柄があったからこその経験だと思います。
今後のプランはありますか?
個人的にはぜひフィジーにまたきてほしいです(笑)
そうですね。フィジーにはまたぜひ行きたいです!
実は一時期、海外で、フィジーで働けるなら看護師でなくてもいいかなと思った時期もあったんです。
でも、私は帰国してからはまた看護師として働いています。
改めてフィジーでの留学中のことをふりかえった時に、ひとつ思い出したことがあって。
ファイヤーダンスを見ていた時のことです。火を扱っているダンサーの服に火が燃え移って火だるまになりかけたんです。
場が騒然としていたのですが、私は無意識にその人のところに駆けつけていました。
英語もうまく話せないのに、とにかくそばに行って、「冷やせ!冷やせ!」と言いながら、病院に向かう車まで介助したことがありました。
その時に、看護師の血、なんでしょうか。「人を助けたい」という気持ちがあることに気がついたんです。時々そのことを思い出して、今、頑張っているところです。
なんて素敵なエピソード…。Shizuさんはいかがですか?
以前オンライン英会話でお世話になったフィリピンの先生が、現在日本で仕事をしているのですが、彼女に「日本語を教えてほしい」と依頼されたことがきっかけで、日本語教師の資格を取りたい、そして、ゆくゆくは国内外で、外国人に日本語を教える仕事をやってみたいという目標ができました。
この歳になってこんな目標が持てるなんて思ってもみなかったし、本当に実現するのかどうか不安でしかないけれど、カラーズの先生方がいつも「Shizu、自分を信じて、私はできる!と宣言しなさい」と励ましてくれたことを思い出し、これからも心に響かせて挑戦しようと思います。
なんだか、お話を聞いていてとてもパワーをもらいました。
おふたりのこと、これからも応援させてくださいね!
ぜひ、留学を考えている人へメッセージをお願いします!
悩むなら動いた方がいいと思います。
きっと何かを見つけて、何かをきっかけに自分を変えられるかもしれないと思います。
無限の可能性というのは本当にあると思います。
私はフィジー留学で、自分を信じて挑戦することを学ぶことができました。
年齢は関係ありません。
一粒の種をまかなければ芽も出ないし花も咲かない、ましてや実りを見ることもできません。
目標や夢を持って新しい自分になれるのが留学で、その挑戦をカラーズの先生たちやスタッフの皆さんが応援してくれて、成長を一緒に喜んでくれることに間違いはないので、ぜひみなさんにも挑戦してほしいと思います。
おふたりのこのフィジー留学が夢への一歩でありますように。
今後のご活躍をとても楽しみにしています!またフィジーでお会いしましょうね。ありがとうございました!
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