【フィジー留学 体験談】コロナ禍留学生インタビュー27 : 勉強も遊びも充実。初めての海外渡航で開けた海外就職への道!

【お名前】Masato

【年齢】20代後半

【留学期間】6ヶ月

ー  留学おつかれさまでした。フィジーでの留学はどうでしたか?

とても充実した時間を過ごすことができました。初めての海外だったので、日本と比べると「海外って危ないのかな」と思っていたのですが、僕がフィジーで出会った人はみんな優しかったです。リュックのカバンが開いていたら「開いているよ」と教えてくれるような優しい人たちばかりでした。海外ってこういう感じだったんだ〜と自分の目で確かめることができたのもフィジー留学を通して知った大きな発見です。

ー 初海外だったんですね。元々留学はしてみたいという思いがあったんですか?

そうですね。昔から思っていたわけではなかったのですが、コロナ禍になって2、3ヶ月仕事ができなくなってしまった時期があったんです。その時に新しいことにチャレンジしたいなと思ったのがきっかけなので、留学をしたいと思い始めたのは1、2年前くらいですかね。

ー 英語を勉強したいと思ったきっかけはあるんですか?

日本を出て海外で仕事をしたいなとぼんやり思ったのがきっかけでしたね。新しいことにチャレンジしたいと思ったのも元々英語を覚えたいというのがきっかけだったんですよね。英語を覚えるとなったら家で1日1時間だけするというより、みっちりしたいなと思ったんです。そこで留学に辿り着きました。

ー コロナ禍をきっかけに日本じゃなくて海外で仕事をしてみたいと思ったのがきっかけだったんですね。いろいろ留学先がある中でなんで「フィジー留学」にたどり着いたんですか?

留学先を決めるまでは、そもそもフィジーという国を知らなかったんです。留学先について調べていたら「コロナ禍でも留学できる」というワードを含めて出てきたのがフィジー留学でした。実際にサイトをみていたら過去の留学生についての実績なども書かれていたので安心できましたし、そこで留学先をフィジーに決めました。

ー なるほど。それでは実際に渡航してみてフィジーの第一印象はどうでしたか?

「意外と綺麗じゃん。」っていうのが最初の印象でした。空港もだし、町も思っていた以上にきれいだなと思ったのが第一印象です。発展途上国だというのは知っていたので、いい意味でイメージとは違いましたね。

ー フィジーが初めての海外だったじゃないですか。フラットステイとホームステイも経験されたと思うんです。実際に現地の方と生活を一緒にしてみたりする中で、価値観の違いを感じた体験ってあったりしますか?

たくさんあります。1番はフィジー人のほとんどが裸足で歩いていたのにはびっくりしました。最初はサンダルがなくて裸足なのかなと思っていたんですけど、そうではなくて単純に「サンダルを履いている方が歩きづらい」っていう人が多かったんです。足の裏が汚れるということに対する抵抗は一切なさそうでしたし、水溜りも平気で裸足で行っちゃうところとか、日本だと考えられないなと思いました。

他には元々日本でサッカーをしていたので、フィジーに着いて現地の子どもたちとサッカーをしたいなと思っていたんです。サッカーボールを買って、公園に遊びに行ったら小学校低学年くらいの男の子から高校3年生くらいの子まで年齢関係なく、みんな話しかけにきてくれたんです。日本だったら同じ年齢の子同士が遊ぶっていうのが普通だと思うので、世代や身長が違う子たちが遊ぶっていうのは中々ないと思います。フィジーは誰が来ても気にしないっていうところがいい意味でのカルチャーショックでした。

そこで友達もいっぱいできました。サッカーを一緒にした子からは「明日来るの?」とか「やっほ〜」って声をかけてくれることも増えました。こういうことができるのもフィジー留学の醍醐味だと思います。

ー 素敵なカルチャーショックですね。他には何かありましたか?

停電とか断水が定期的に起きていたので最初は驚きました。急に起きて対策が取れなかったりしたりしてもフィジーの人は全く気にしていないような印象でした。日本で停電や断水が起きたら、みんな戸惑ったり騒いじゃうだろうけどそういうのが一切なかったですね。ライブ中に停電が起きてもみんな笑顔だし、そういうところを見ていてフィジー人の大らかなところがいいなと思いました。

ー ホームステイでの生活はどうでしたか?

3ヶ月間、フィジー人の家にホームステイをしていました。家族も最初から気さくに話しかけてくれていたし、初日から「君は今日から俺らの家族だよ」っていう空気感もすごく伝わってきて家族の一員として迎えてくれました。そういうところがとても嬉しくて毎日楽しかったです。今日はここに遊びに行ったんだよって写真を見せたら「わぁお!めちゃくちゃいいじゃない!」ってすごい驚いてくれて、「もっと見せて見せて!」とか感心をこっちの方に向けていてくれて、嬉しかったです。

ー 素敵なホストファミリーだったんですね。現地の人との交流を通して本当にいろんな経験をされたんですね。Masatoさんは海外就職コースも受講していましたよね。どんなことを勉強していたんですか?

放課後の6、7限を利用して授業を受けていました。期間は、3ヶ月半くらいです。履歴書を作ったり、カバーレターを作ったりしました。他にも就活の際に英語で答える面接練習をしたりだとか、自分が行きたい国のことについて調べたりもしました。

就職先はまだ決まっていないのですが、カラーズと提携しているエージェントの方を通してフィジーで準備をしたことを元にこれから就職先を見つけていくという感じの流れです。どういう会社に就職したいのかなどを詰めていって、いつ頃から働くのかというのを話していく感じになると思います。英語の勉強も続けながら来年頃には就職先が見つかって渡航できたらなと思っています。

ー 留学をして英語を学びたいと思ったのも海外で働きたいというのがきっかけだったという話を聞いたので、素敵な就職先が見つかるといいですね!応援してます!放課後はボランティアにも参加されていたと思うんですけど、どんなボランティアに参加したんですか?

主に朝のゴミ拾いPASHという犬猫保護施設に行って、お手伝いをするボランティアに参加しました。PASHでは、排泄物の処理やゴミ拾い、施設の中の掃除をしたりしました。日によって作業の量も違うので終わったら犬や猫と遊んだり、触れ合ったりする時間もありました。

ー 海外の犬猫保護施設に行ってみて最初はどんな印象でしたか?

訪れる前までは正直設備もしっかりしていないのかなと思っていたのですが、施設の中は本当に綺麗で従業員の方たちのおかげで常に清潔に保たれているし、置いてある設備も古いものではなく、想像以上の設備が整っていたのでびっくりしました。

ー 勉強や遊びだけでなく、ボランティアを通してもいい経験ができたみたいですね。よかったです!またフィジーに来たいと思いますか?

はい、思っています!フィジーのアットホームで温かいところが大好きになりました。滞在は半年間だけでしたが、感覚としては「実家のおばあちゃん家」みたいな感じです。ちょっとしたらまた戻って、みんなに会いたいなという感じを思わせてくれる国です。今度行くときは友達や家族を連れて行って、学校の先生とか現地の友達を紹介したいです。

ー 最後にこれから留学を考えている方にメッセージをお願いします!

日本人は「英語が喋れる人=流暢に喋れる」だと思ってるイメージの人が多いと思うんです。僕は実際に留学をしてみて最初の方は英語が聞き取れず、何度も挫折しそうになるときがありました。最初はみんな同じ壁にぶつかると思うんです。なのでハードルを高くしすぎず、「ちょっとしか喋れないから私は無理だ」というのは思わずにちょっとでも喋れるんだったら大丈夫ですよ。どうにかなります!フィジーの人は優しくて、英語をゆっくり喋ってくれるし、僕たちの英語を聞き取ってくれるので!まずは挑戦してみることが1番だと思います。みなさんの挑戦を応援してます!

最後に素敵なメッセージをありがとうございました。Masatoさんも初めての海外渡航に留学に…英語を学ぶ以前にさまざまな決意があってフィジー留学を決められたんだと思います。海外就職に向けてこれからも頑張ってください!インタビューをさせていただき、ありがとうございました!今後の活躍を応援しています!