コロナ禍にも関わらず、今年3月からフィジー留学に果敢に挑戦していたRYOちゃんがついに卒業しました。私(永崎)がたまに開催する、世界に関するクイズ大会ではいつも優勝していた聡明なRYOの留学はどんな感じだったのか、インタビューさせていただきました。
【お名前】RYO
【年齢】10代
【渡航時期】高校卒業後
【留学期間】6ヶ月
━━そもそも、なぜフィジー留学だったんですか??
幸福度が世界でいちばん高いと聞いて、興味をもちました。実際にフィジーで留学してみて、フィジー人たちがいつも「弾ける笑顔」で接してくれていたので、本当に幸福度が高い国民なんだということが実感できました。
━━今回の留学を通して、どんな変化(気づき)がありましたか?
いろんな気づきがありましたけど、いちばんは「フィジーの人たちが、意見が違う相手のこともすごく受け入れてくれる」ということです。学校の先生たちもそうでした。カラーズにはクリスチャンの先生やヒンズー教徒の先生がいます。私たち留学生が先生の信仰とは違った意見を伝えても、否定することなく、包み込むように受け入れてくれます。私自身も意見の違う他人のことを寛容に受け止めていきたいと思うようになりました。
━━他には何か発見がありましたか?
町を歩いていて発見したのは、LGBTの方がフィジーには多いなということです。カフェやレストランなどでもよくみかけます。さっきお伝えしたこととも関連しますが、フィジー社会が寛容だからこそ、日本みたいにLGBTであることを隠さず、表現できるのではないかと思いました。
━━留学を通じて印象的だったことを教えてください。
最近の話ですが、学校にゲスト講師としてオーストラリア人の方が来てくれたときに、「日本人の長所」の話になりました。
その方が言っていた「日本人はとても素直で謝ることができるところが素敵」という話が印象的です。欧米感覚だと、なかなか自分の間違いを認めれず、相手のせいにし合うことが多いようです。
━━今回の留学期間の中で、いちばん嬉しかったことは何ですか?
こんな遠いフィジーという国でも「日本」を感じられることです。接客してくれるフィジーの方の中にも日本語を少し話せる人が結構いたり、町を走る車の多くが日本車だったり。自分の母国である日本に誇りを持つことができたのが嬉しかったです。
━━日本に帰国したらまず何をしたいですか?
お好み焼きを食べたいです(笑)やっぱり日本食が恋しいです。
━━次なる野望を教えてください。
留学に来てみて「なんでもトライしてみよう!」という気持ちになれたので、大学受験をしてみようと思います。帰国したら早速、準備をはじめたいと思います!