【お名前】Sさん
【年齢】20代後半、女性
【留学期間】カナダ:1年の予定 フィジー:2ヶ月
Sさんはカラーズでのフィジー留学卒業後、現在はカナダでワーキングホリデーをされているとお聞きしました。
フィジー留学を検討されている方は、ワーキングホリデー前にフィジーでの留学を検討される方もいらっしゃいます。
両方の経験があるSさんに素直な意見や感想をお聞きしたいと思い、今回はインタビューさせていただきます!
ー さっそくなのですが、カナダに到着して2ヶ月ほどですよね。フィジー留学での英語力は現在カナダで役に立ってますか?
正直なところまだ2ヶ月目なのであまり実感はないです。
ですがカナダ入国時、機内でCAの方と会話をするときに前まではオドオドしていたのですが、今回の渡航の際は全くなく、心の余裕があったなというのはすごく感じました。
実際に生活をしてみて、ネイティブのカナダ人の英語は喋るのが早くてなかなか聞き取れません。
でも実際カナダって移民大国なんです。
いろんな国籍の人が多いからネイティブのカナダ人を見つける方が難しいくらいいろんな国籍の人が暮らしています。
今バンクーバーで暮らしてるのですが、バンクーバーはめちゃくちゃ日本人がいて、語学学校もほぼ日本人というような感じです。
ー カナダは移民大国なんですね。Sさん以外の日本人留学生は大体ワーキングホリデーを利用して来ているんですか?
私が通っている語学学校だとほとんどの日本人が「COPEビザ」というのを利用して来ている人が多いです。
系列に専門学校もある語学学校に通っているので、COPEできてる人はまず語学学校で短期間英語を勉強してから現地のカレッジに行く人がほとんどみたいです。
カナダに来て2ヶ月ですが、生活をしながらフィジーに留学してよかったなとすごく感じています。
フィジーってすごく温かい国なんだなと。
ー 日本に一時帰国してみたり、カナダ滞在中でもそう感じますか?
感じます。
1番はフィジーの人は知らない人にでも挨拶をしてくれるところですかね。
道ですれ違うほとんどの人が声をかけてくれるっていうのはすごいことなんだなと感じてます。
カナダの人もすごく優しいのですが、フィジーの人と挨拶をするときは知らない人でも目を合わせて挨拶をするっていうのが当たり前だったなと実感しています。
今はなかなかそれをしなくて、人も多いし逆に目を合わせたら危ないと言われることもあります。
フィジーでのそういう関係性はすごくよかったなと感じてます。
ー 私はカナダには行ったことがないのですが、日本とフィジーを比べるとやはり同じように感じます。フィジーに来て知らない人からでも挨拶をすごくされるし、自分もするようになりました!
他にフィジー留学してよかったと思うことはありますか?
全ていい経験だったなと感じてます。
1番は渡航前と比べて物事に対する考え方が変わったなと感じてます。
「誰かを助けることが自然とできる」
「困ってる人がいたら見返りを求めずに手を差し伸べる」
「みんなが笑っていたら自分も幸せ」みたいな考え方を直接目にして、見習いたいなと感じました。
長い間忘れていたことをフィジーの人たちは気づかせてくれたような感じです。
ー 素敵ですね!
それでは2ヶ月間フィジーで暮らす中でフィジー人から学んだことって何かあったりしますか?
たくさんあります。何かあっても「なんとかなるさ」とか「大丈夫だよ」って思えるようになりました。
マイペースだけど、時間と心に余裕があるフィジー人に出会って、私自身も心に余裕ができたような気がします。
フィジーに到着してすぐのころ、みんなでラウトカというところに遊びに行ったんです。
歩いていたら大雨(スコール)が急に降り出して、公園に行って急いで雨宿りをしました。
そこで出会ったフィジー人のことは今でも覚えています。
フィジー人の家族が息子さんの誕生日をそこでお祝いしていたんです!
「えぇここで誕生日パーティするの!?」と驚きましたね。
だけどみんなでその子をお祝いしている様子にほっこりしました。
それに大人数で急にやってきた私たちに対してもとてもフレンドリーで、ケーキまでお裾分けしてくれたんです。
優しさにびっくりしました。
どれくらいで止むんだろうと心配している日本人の私たちに対しても、
「いつか止むんやから今はここでゆっくりしていき〜や〜」みたいな感じで話しかけてくれました。
フィジー人の心の余裕さと、優しさに感動して私もこんな人になりたいなと感じました。
ー 素敵なエピソードですね。
確かにフィジーの人ってフィジータイムがあったりするほどゆっくりでマイペースだけど心に余裕があるなっていうのはすごく感じます。
自分の心に余裕があるから気配りができるし、困っている人がいたらお互い様精神で助けてあげることができるんですよね。
カナダでの生活の様子をお聞きしたいです。カナダ人の国民性はどんな感じなんですか?
カナダの人たちも本当に優しい人たちばかりですよ!
先日乗っていた電車が満員電車だったんです。
するとベビーカーを押しながら電車に乗ってきたお母さんと子どもがいて、それを見た若い女性がイスに座っていた人にすぐさま話しかけて「席をあの家族に譲ってあげることできますか?」って声をかけていました。
席に座っていた人ももちろん快く立ってくれていて、無事にその家族が席に座れたという場面に遭遇して、素敵だなぁと感じました。
私自身も電車に乗っていたら、カナダ人の男性が「ここに座ってください」と席を譲ってくれたりしました。
とても温かい気持ちになりましたし、嬉しかったのを覚えています。
こういうことを当たり前にできるって素敵だなと感じました。
ー 確かに、若い人関係なくそういうことが自然とできる人がいるって本当に素敵です。私も見習いたい…..
週末は何をしてるんですか?
図書館に行ったり、友達と出かけたりしてます。「クィディッチ」というスポーツがカナダにはあって、最近はそのクラブチームに入りました。なので毎週日曜日はクラブチームで練習をしています。
ー すごい!すでに新しいことに挑戦されているんですね!
中々英語は聞き取れないのですが、勉強だと思って色々チャレンジをしています。
クラブチームには日本人が誰もいなくて、会話は全部英語、ルールも複雑でわからないところもあるけど、「とりあえず入ろう!」と思って入りました。
学校初日、周りが英語ができる人ばかりだったんです。
焦ってそこで行動しようと思いました。
現地の人と喋るのが1番いいんじゃないかなと思ったので「Meetup」というアプリを使って、このクラブチームを見つけました。
カナダは移民大国だし、いろんな国の言語を喋る人がいるので、外国人と交流が気軽にできる制度はしっかりしてるなとカナダにきて感じてます。
チームの人たちはとても優しくて、ゆっくり英語を喋ってくれたり、私が聞き取れるまで何度も喋ってくれたり、「この人は会話ができないから喋らない」っていう人は全然いないです。
英語が母国語の人でも「この人英語が喋れないから喋りたくない」っていう人は全くいなくて、ゆっくり喋ってくれる人もいれば、普通のスピードで話しかけてくれる人もいます。
逆に普通のスピードで話してくれる人も嬉しいなと感じていて、喋れないからゆっくり喋ってくれるのも嬉しいことだけどそれを気にせずに対等に喋ってくれるのも嬉しいんです。
ー 学校は土日が休みですか?
そうです、学生の割合的には日本人の割合が多いですかね。
上のレベルにいけば多国籍になるといったイメージです。
授業は基本朝9時から14時までで、オプションの授業を受けている人は15時半までの人もいたり、朝だけの人もいたり人それぞれといった感じです。
1コマ90分、午前中の授業は2コマです。個人レッスンはなく、授業は全てグループレッスンです。1クラスは大体10人〜15人というような感じ。
フィジーと比べるとやはり多いなと感じています。
1番驚いたことが教科書が紙媒体ではなく、電子式(パソコンやタブレットを利用する)なところですかね。
実はそれが私にとっては少しストレスに感じています。
なのでスマホしか持っていない人はスマホをみながら授業を受けたり、最先端なんですけど、私はアナログ派なので正直不便に感じてます。(私の学校だけかもしれないですが)
ー 放課後は何をしてるんですか?
そのまま家に帰ったり、水曜日と木曜日はワークショップがあるのでそれに参加をしたりしてます。
天気が良くて温かい日は、学校からバスで10分くらいの場所にあるビーチに行ったりしてました!
ただやはりカナダは物価が高いです。
なので気軽にカフェに行ったり、学校が終わったらどこかに食べに行こうっていうのがフィジー滞在中に比べて中々できないですね。
昨日ラーメンを食べに行ったんですけど、1杯1500円くらいでした。
外食でガッツリ食べるとなると普通に3000円近くにはなったりするので毎日外食っていうのは厳しいです。
ー フィジーとカナダを比べたらやっぱり物価はだいぶ違いますね。ワーホリだから今後は仕事を見つけて仕事をする予定なんですか?
実はもう仕事自体はできるんですけど、最近やっと生活にも慣れてきたところなのでこれから仕事を探していこうかなという感じです。
ー 滞在はホームステイですか?
そうです、とても素敵なホストファミリーなんです。最初の4ヶ月はホームステイで、それ以降はシェアハウスに住む予定にしています。
ホームステイでは、3食付きなのでごはんは作らずに済んでいるし、食費もかかりません。
基本1ヶ月の滞在費は、週末の娯楽だったり放課後カフェに行ったりしたらお金を使うような感じです。
ー なるほど。そもそもなんでワーキングホリデーでカナダを選んだんですか?
元々はニュージーランドでワーキングホリデーをしたいと考えていたんです。
ちょうどその頃コロナ禍だったので、渡航できる国が制限されていました。
悩んでいたところ友人からカナダもいい国だというのは聞いたことがあったのでそこでカナダを選びました!
直接カナダに渡航しようと考えていたのですが、行く前に英会話の能力を身に付けてから渡航したいと考えました。
異国の地で生活をしながら急にネイティブの英語で会話をするっていうのは少しハードルが高いのではと感じたためです。
そこで2カ国留学を検討し、フィジーに辿り着きました。
フィジーについて調べていると、幸福度が高い国だと言われていたり、ケレケレという文化があったり、自然や海も好きだったので、いろいろな理由が重なり、フィジー留学を決めました。
ー フィジー留学のきっかけがフィジー人の幸福度であったり、文化や習慣にも興味を持ったからというのがきっかけだったんですね!カナダの治安はどんな感じなんですか?
日本とあまり変わらないです。フィジーと比べてもあまり変わらず、リュックも普通に持ち歩いたりしてます。
ただフィジーと同じで夜1人で出歩くのは危ないというイメージですかね。
ー 実際にカナダで暮らしてみて困っていることってあったりしますか?
生活面は不便はないです。
日本で売っているものは大体カナダでも揃います。
日本のお菓子も普通に売っているし、日本食レストランもたくさんあるので食や雑貨など困ることはないのです。
ただ物価が高いのでそこは少し困ってますね…。
フィジーにいた時みたいに気軽にカフェに行こうっていうのが中々できなかったり、何かを買うとなっても「高いなぁ」というのが最初の印象です。
ー なるほど、カナダの話をたくさん聞けてよかったです。最後に、フィジー留学をしてみてどうでしたか?
本当によかったなと感じています!
1番はフィジーの人たちの温かさに触れることができたことです。
学校の先生たちはいつも笑顔で楽しそうで、優しかったのを覚えています。
困っていたら見返りを求めずに自然と人助けができるフィジーの人たちが本当に素敵だなと感じる日々でした。
シェアメイトや学校の友人にも恵まれて、週末遊びに行ったりするのも本当に楽しかったです。
フィジーを留学先に選んでよかったですし、またいつか必ずフィジーにいきたいなと思っています。
フィジーでも素敵な思い出ができていたようでよかったです。
カナダでの生活もこれから楽しみですね!フィジー留学を検討される方の中にはSさんのように一度留学をしてからワーキングホリデーを考えている方も多くいらっしゃいます。
英語での環境に慣れておくって大切だなと感じました!
今回はインタビューを受けていただきありがとうございました!
2カ国留学を検討されている方やフィジー留学または、留学をしてみたいけどどこの国にしようかと迷われている方。
フィジー留学カラーズの公式LINEにて気軽にご相談ください。
留学の目的等に沿って、一人一人に合った留学先をご提案させていただきます。