植林良太(フィジー留学カラーズ /(株)アールイーカンパニー チーフカウンセラー)

25歳の時に1年間フィジー留学を経験。 留学後、某留学エージェントに転職。 その後、多田との出会いにより本格的にCOLORSメンバーへと加入。
設備メカニック→建築業界→留学業界へと参入した異色の経歴を持つ。
過去10年間で8回のフィジー渡航を経験しているフィジーフリーク。
座右の銘は【疑うな、信じるな、確かめろ】

あなたがやってみたいことを聞かせてください。
その実現の場所が、フィジーにはあります。

自分自身はずっと日本のメーカーでエンジニアとして働いていたんです。
しかし、ある日、大好きだった祖父に「自分の人生、やりたいことをやってもいいんじゃないか?」言われたことをきっかけに、元々興味があった海外に出てみようと一念発起。
会社をやめて留学先としてフィジーを選んだのが今につながっています。

当時はフィジー留学に関する情報は今ほどなくて、実際に行ってみないとわからないことばかり。
まだカラーズが設立されていなかったので、他の語学学校に通っていましたが、フィジーの人たちの自分たちの思いや感情に素直に向かっていく人生観にふれ、こういう生き方ができる人と場所があることに驚きました。
自分自身も思いきって行動して良かったなと改めて思いました。

帰国後も、留学先の語学学校で働いたり、フィジーで知り合った友人たちとフィジーのことを日本に紹介するための一般社団法人などを立ち上げ、現地情報を発信する活動をしていたんですが、そこでカラーズが立ち上がることを知り、もう一回大好きなフィジーに関わる仕事がしたいとジョインしました。

今は、カラーズの留学カウンセラーとして、日本で留学生の方に向けたカウンセリングを行っています。
自分の留学経験や他校で働いていた経験をふまえて、改めてカラーズで私が大切にしたいことは、正確でリアルなフィジーの情報を届けることです。昨今では、ウェルビーイングに関する関心が高まり、幸福度の高さが注目されているフィジーですが、実際の暮らしは当然のことながら、貧富の差もあり、国としても発展している最中です。

そこには、観光ガイドブックに載っているような情報だけではなく、日々を生きる人たちのリアルな生活があります。
そこには当たり前ですが、生きるうえでの悩みも、悲しみも、怒りもあります。
私は、そういう面も包み隠さず、しっかり伝えていくべきだと考えています。
留学生の皆さんには、良い面・悪い面、両方を理解してもらい、改めて日本では得られないフィジーの体験の価値を伝え、自分自身の意志でフィジーに行ってほしいですね。
実際に行ってみたら、聞いていたのとは全然違う!では、誰も幸せになりません。

カラーズでは、現地における地元の方々との課外活動にも力を入れています。
せっかくフィジーに来たのに、教室内での授業だけではもったいない。
むしろ放課後や休日に、自分の興味のあることを現地の方と一緒にやった方が、自然と英語で考え、話す機会が増えるんです。
英語が目的じゃなくて、自分のやりたいことをするために、英語は必要な手段。
そちらの方が英語は伸びていくと思います。

日本の人は、どうしても自分のやりたいことを我慢してしまったり、「どうせできないだろう」と思い込んでしまうこともある。
でも、私がかつて祖父の一言で気づかされたように、自分もカウンセリングを通じて、その人の本当にやりたいことを、気づかせてあげられるようになりたいと思っています。
そして、その実現の場としてフィジーが、そしてカラーズがいいなと思ってもらえたら最高ですね。