留学生の一日(学校編)

彩さんの1日(学校編)

6:40 Good Morning

時間にルーズなフィジーといえど、目覚まし時計は正確に。

日本にいるときは寝不足だったり寝すぎたりすることが多かったけど、ホストマザーの朝ごはんを楽しみに、決まった時間に起きることができる。 「Good Morning!」と挨拶すると、ホストファミリーはいつもにこにこと挨拶を返してくれる。

6:50 Breakfast

ホストマザーが「flied egg目玉焼き」「こんがり焼かれた食パン」「コーヒー」を準備してくれて、ホストファミリーと一緒に朝食の時間。

マーガリンを塗る私の隣で食パンにチョコレートバターを塗りたくるホストファミリーたちを見て、カルチャーショックを受けながら、お互いの「本日の予定」をシェアしていく。 「今日は語学学校が終わってから、友達と図書館で勉強してから家に帰るね。帰りは18時半くらいになると思う」と帰宅時間はしっかりと伝えておく。

8:00 Go to School

朝の散歩を楽しみながら、すれ違う人たちと「Bula!」「Good Morning」と挨拶を交わす。通学路には地元の学生が多く、目が合うだけでにこにこしてくれ、向こうから挨拶してくれる。 「日本だと不思議な光景だけど、知らない人と挨拶を交わすのは素敵なことだなあ」と感じる。英語の曲を聴き口ずさみながら歩いているとあっという間に学校に到着。

8:15 Before the class starts

学校敷地内へ入り、教師やクラスメイトたちと英語で挨拶。ここからは英語オンリーなので、日本語が出ないように英語脳に完全に切り替える。授業が始まる前のウォームアップとして、クラスメイトたちと週末何していたかについて雑談。 「How was your weekend?(この週末はどうだった?)」 「I went to Lautoka to volunteer for children on Saturday and I went diving on Sunday.」(土曜日はラウトカにボランティアに行って、日曜日はダイビングをしてたよ)」

8:30 ~ 12:20 Group Lesson

「50分×4コマ」の午前レッスンがスタート。

今日の内容はmy passionについてディスカッション。今自分がはまっていることについて一人ずつ発表していく。「私は~が好き」という表現はI like~だけではなく、I'm keen on~や I'm crazy about~など様々あることを学ぶ。また、実際に発して使う機会が授業中にもらえる。先生が言っていた、「英語を覚える近道は何度も使うこと」という意味を改めて実感する。 最大6名までの少人数レッスンであるため英語を話す機会も豊富で、頭は疲れるけどとても充実感を感じることができる。

12:20 ~ 13:30 Lunch

ランチタイム!

自分で作ったサンドイッチか、近くのショップで購入したサンドイッチ。ショップのサンドイッチは朝に行かないと売り切れてしまうくらい大人気。 ランチ中は日本語で喋れるスペースがあるけれど、ありがたいことに同じクラスに、日頃のLINEまでも英語を使ってくれる、とっても意識の高い友達がいる。今日はその子とランチ中も英語で会話に挑戦。

13:30 ~ 14:20 1 on 1 Lesson

毎日、1コマは、コア・ティーチャー(担任)との個人レッスンがある。

今日は5コマ目が1on1レッスン(日によって、個人レッスンの時間帯は変わる)。 授業の内容は、学生の希望を聞いてもらえる。一番最初の授業でゴールを決めて、そのゴールに向かって何が必要かを先生と話して決めていく。今日の授業はcompelling conversation。教材を使いながら質問に答え、また、会話を続けていく、スピーキンがスキルの向上を目的としたもの。言葉に詰まったり文法が間違っていたりすると、都度先生が修正してくれるため、非常に勉強になる。

14:30 ~ 15:20 Self Study

自習の時間。

担任が明確に、学習内容の指示をくれる。英会話の基礎は、やっぱりボキャブラリーや構文をどれだけしっているか。あと、文法学習も大事だと実感。 今日は、授業の復習と、先生が授業中に言っていたフレーズや単語でわからなかったものを辞書で調べ、例文を書いてストック。これが自分オリジナルの単語帳になっている。 他に時間に余裕があれば、自習教材を使って基礎の確認。自習時間ですることは、見つけ用と思えばいくらでも出てくる。

15:30 ~ 16:20 Effective speaking

今日最後の1コマである選択授業の時間。

私は発音とスピーキングを磨きたいためEffective speakingを履修。今日の内容はimpromptu speech。 これはプレゼンテーションと違い準備をせずにするスピーチ。お題が出された後に2分間時間が与えれ、その間で内容を考え、スピーチをする。内容を書いてまとめることも許されておらず頭の中で構造を組み立てなければならないため、文法力、語彙力、スピーキング力が同時に試される。 日本語でさえも難しい内容だが、自分の力のみで英語を話すトレーニングであるため、しっかり続けていきたい。

17:00 ~ 18:00 Cafe

放課後、意識の高い友達と3人で近くの大学の図書館へ。

ホームステイに帰る前に残りの復習を終わらせよう。お互いわからないところ、授業中疑問に思っていた点を共有し、教え合う。一人で勉強をするよりも得るものがとても多い。 こうやって集中して勉強しているとふと、日本にいる時の自分を思い出す。あの時は、こんなにも英語の勉強に没頭する自分に出会えるとは思わなかったなあとしみじみと思いながら、勉強を続ける。英語の勉強に集中できる環境は、素敵なクラスメイト、先生、学校のおかげだという感謝の気持ちを忘れずにしよう。

18:30 Arrival at Homestay and Dinner

「Hello」と宣言どおりの時間に家に到着。

夕食の準備がすでにできている。今日はチキンカレーとロティ。 食べ始めると、ホストマザーが「How was today?(今日はどうだった?)」と声をかけてくれる。今日、授業でディスカッションした内容や覚えた単語を伝えてみる。この会話も「復習」の目的を兼ねていて、積極的に話していく。自分から英語を発することはとても大切。食後、家族の一員として片付けや食器洗いを手伝う。ヘラはなんて言うんだろう?ホストブラザーに聞いてみると「spatula」ということを知る。片付けさえも勉強になり得るんだなあと、ホームステイの良さを実感。

20:00 ~ 23:00 Shower/Internet/Study

シャワーで汗を流してすっきり!

今日はカフェで復習を全部終わらせたから、SNSでフィジー留学の様子を投稿。自分の記録だけでなく、発信することの大切さに気づく。なかなかない素晴らしい体験をさせてもらえているのだから、自分だけに留めず、SNSに投稿することで色々な人に知ってもらおう。今回は日本語だけじゃなくて、勉強のためにも頑張って英語の併記にも挑戦。 寝る前に、自分で日課にしてる「英語日記」を15分!明日もまた先生に添削してもらおう。 明日寝坊しないように目覚ましをセット。今日も充実した1日であったことに感謝をしながら、電気を消して就寝! おやすみなさい zzz…